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簡単・電子工作!ラズベリーパイできること。初心者向け電子回路の使い道。

第6章 ラズパイとLEDを使って光る数字を作成しよう(電子工作)

7セグメントLEDを使って、数字の形で光らせてみましょう。

部品を準備しよう

ブレッドボード BB-102 第1〜5章まででボードがいっぱいになりましたので、新しいボードです。  

写真のように、(お道具箱などの)プラスチック箱にいれておくと片付けに便利なだけでなく、線の外れなどのトラブル防止になります。

ブレッドボード

このボードは、連結することが出来ます。より線の電線で、電池からの電源線を作って差し込みます。

緑色7セグメントLED表示器 OSL10561-IG ドットのついている方が下側です(色は好きなものでOKですが、ブレッドボードに差し込めるタイプが必要です)

1/4W抵抗 1kΩ 8

単芯電線 色は写真と同じもの ちょうどよい長さとしましょう

ブレッドボードジャンパーワイヤー・オスオス 8本

電解コンデンサー 10μF16V 白い帯の側がマイナスです

セラミックコンデンサー 0.1μF

チェック端子 赤と黒 TEST-1(R) TEST-1(BK) 各1 

テスターで電圧を図る時にICクリップではさんで使います。無くてもOKです。

(これはラズパイからの3.3V電圧のチェック用です。この場所に限らなくてもOKです。)

部品を差し込みます

写真のようにブレッドボードにそれぞれの部品を差し込みます。

前から見た写真です↓

ラズベリーパイ

後ろから見た写真です↓

ラズパイ

上から見た写真です↓

コンデンサーは、無くても動きますが、2つのボードをつなぐなどの長い配線の場合は、電気が端でも安定するように、つけるようにします。

ブレッドボードジャンパーワイヤーをブレッドボード間で8本つなぎます。

7セグLED下側を後ろから見た写真で、接続先を色で区別しています↓

7セグLED上側を後ろから見た写真で、接続先を色で区別しています↓

7セグメントLEDを点灯するプログラムを入力します。 「nanasegumento.py」とします。

これまでのプログラムに比べて、短くなりましたが、何だか難しくもなりました。 少しパイソンのプログラムらしくなり、入力は楽になりました。

仕組みを簡単に説明します

まず、出したい数字の点灯するセグメントに「1」を、それ以外は「0」を記憶しておきます。

セグメントにつながっているラズパイの端子へ、その記憶に基づいて出せば良い訳です。

18から28行をよく見ると、上から何番目かが数字に対応し、横何番目かがセグメントとなっています。

自分がプログラムになったつもりで読みだせば、どれを光らせたらよいかが分かりますね。

(左から順にg,f,a,b,e,d,c,dpセグメント、上から順に数字の0、1、2…です)  

プログラムを動かしてみよう

9から1秒ずつでカウントダウンして、8、7、6、5、4、3、2、1、0、ピーッと繰り返します。

4と3の時の写真です。

どうですか。プログラムするといろんなことが出来ますね。 プログラムの18から28行の「1」「0」を変えると形が変わります。試してみてはどうですか。