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簡単・電子工作!ラズベリーパイできること。初心者向け電子回路の使い道。

第9章ラズベリーパイでセンサーを作ろう

次は、様々なセンサーを使ってみましょう。

センサーを作る部品を準備しましょう

ブレッドボード上に配置していますが、(長さは30センチくらいまでの)より線の電線をセンサーの足にはんだ付けして、離れたところで試すことをお勧めします。

焦電型赤外線(人感)センサー SB412A

(小さなボリュームがついています。一度反応したあとの時間の長さが変えられます。好みの長さを試して見つけてください。)

ホールIC SK8552G SIP-3

フォトリフレクタ(反射タイプ) LBR-127HLD

1/4W抵抗 1kΩ 3 写真で3つ並べています。(330Ωにしています。)

1/4W抵抗 10kΩ

単芯電線 色は写真と同じもの ちょうどよい長さとしましょう

ブレッドボードジャンパーワイヤー・オスオス 長1本

ブレッドボードジャンパーワイヤー・オスオス 短1本 

抵抗の所の穴と青いライン(電池のマイナス)の穴に差し込みます。

(目に見えませんが、これで赤外線が出ますので、電池が不用意に減らないように、センサーを使わないときは外します)

部品を差し込もう

写真のようにブレッドボードにそれぞれの部品を差し込みます。

前から見た写真です↓

後ろから見た写真です↓

上から見た写真です↓

ラズパイにつなぐためのブレッドボードジャンパーワイヤー・オスオスを差し込みます。

ラズパイとつなぐ端子番号は、黄色が26です。

どれか一つのセンサーにつないでから、プログラムを動かします。

プログラミング

プログラムを入力します。 「sensaa.py」とします。

プログラムは、簡単なので、働きはもう分かりますね。

プログラムを動かしてみましょう。 センサーが反応すると、とあるLEDが点灯します。

■焦電センサー

焦電センサーは、熱のあるものがある範囲で動くと反応します。

手を近づけてみましょう。  

どうすれば反応するか、逆にどうすれば反応しないか、色々試しましょう。

ペットがセンサーの前を通ると検出してラズベリーパイのカメラで写真をとることにも使えます。

■ホールセンサー

ホールセンサーは、磁気が近づくと反応します。

磁石を近づけてみましょう。

扉や窓に磁石をつけておいて、開閉を検出することにも使えます。

■フォトリフレクタ

フォトリフレクタは、センサーの上部にものが来ると(LEDが消える)反応します。

どのくらい近づくと反応するか試しましょう。

おもちゃの車がセンサーの上を通り過ぎたのを検出することにも使えます。

これらのセンサーの使い道は、自分で考えるとより楽しいと思います。

ロボットには、このような実にたくさんの種類のセンサーが使われています。 モーターとセンサー、ロボットの入り口の電子工作が学べましたね。